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お待たせしました!『第5回DX理解度チェック(前半)』

『第5回DX理解度チェック』

第5回を迎えた『DX理解度チェック』。今回も、基礎知識から最新トレンドまで、DXに関する3択問題を全10問ご用意しました。
取り上げたのは、どれもDXに取り組むうえで押さえておきたいトピックばかり。DXに関心のある方はもちろん、既にDXを実践中の企業の方も、全問正解を目指してチャレンジしてみてください!

【第1問】“なりすましメール”を使ったサイバー攻撃は?

実在の企業を装ったメールでユーザーを本物そっくりのWebサイトへ誘導し、入力したID・パスワードを盗み取るサイバー攻撃を何と呼ぶでしょうか?

(1)ビジネスメール詐欺

(2)フィッシング詐欺

(3)ブルートフォースアタック


(1)ビジネスメール詐欺は、経営者や上司、取引先などになりすましてメールを送り、用意した口座に送金させて金銭をだまし取るサイバー攻撃です。

(2)フィッシング詐欺は、実在する組織やサービスを装ったメール(フィッシングメール)でユーザーを偽サイトへ誘導し、ID・パスワード、暗証番号、クレジットカード番号などを入力させて盗み取るサイバー攻撃です。

(3)ブルートフォースアタックは、文字・数字・記号を手あたり次第に組み合わせてあらゆるパターンパスワードを作成し、認証突破を試みるサイバー攻撃です。日本語で「総当たり攻撃」とも呼ばれています。

ということで、正解は(2)です。

なお、フィッシング詐欺やブルートフォースアタックのような、パスワードを狙った攻撃への対策として注目されているのが、“パスワード不要”の認証技術「パスキー」です。

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【第2問】5Gを超えるBeyond5Gとは?

次世代の情報通信インフラ「Byond5G」の説明として、適切でないのはどれでしょうか?

(1)2030年頃の実用化・商用化が見込まれている

(2)地上から海、空、宇宙空間までをつなぐ通信環境の実現を目指している

(3)現在の5Gよりも通信速度は遅くなるが、消費電力を抑えられる


“AI社会を支える情報通信インフラ”として期待されているのがBeyond5Gです。現在の5Gが持つ「超高速・大容量」「超低遅延」「超多数同時接続」といった特長をさらに進化させ、新たに「自律性」「拡張性」「超安全・信頼性」「低消費電力」などの機能の実現が見込まれています。

(1)適切です。日本では総務省を中心に、2030年頃の本格普及を目指して官民で研究開発が進められています。

(2)適切です。Beyond5Gは、地上の基地局だけでなく、衛星や成層圏プラットフォーム(HAPS)なども活用し、通信環境が不十分な山間部から宇宙空間までをカバーする通信ネットワークの構築を目指しています。

(3)誤りです。現在の5Gと比べて、通信速度は約10倍、遅延は約10分の1、電力消費は約100分の1になると想定されています。

なお、2025年の大阪・関西万博では、総務省主催でBeyond5Gが実現した未来の社会を疑似体験できるショーケースが開催され、注目を集めました。

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【第3問】仮想空間に現実世界を再現する技術は?

センサーなどから取得した情報をもとに、現実世界のモノや状況をデジタル空間上にリアルタイムで再現・可視化する技術を何と呼ぶでしょうか?

(1)メタバース

(2)デジタルツイン

(3)バーチャルリアリティ


(1)メタバースは、インターネット上に構築された3Dの仮想空間です。ユーザーはアバター(分身)を介して他のユーザーとの交流やビジネス活動をおこなうことができます。

(2)デジタルツインは、センサーなどから得たデータを用いて、現実世界のモノや状況をデジタル空間上に” 双子(ツイン)”のように構築する技術です。
高度なモニタリングとシミュレーションが可能で、工場設備の予知保全(故障前の異常検知)、サプライチェーンの最適化、都市計画・防災計画などへの活用が進んでいます。

(3)バーチャルリアリティ(VR)は、専用のゴーグルなどを使って仮想空間を体験する技術を指します。

ということで、正解は(2)です。

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【第4問】AIエージェントとは?

生成AIに続いて注目を集めている「AIエージェント」の説明として、適切なのはどれでしょうか?

(1)人の確認や管理を必要とせず、あらゆる業務を完全自動化できる

(2)企業での実用化が広がるのは、AIが人間を超えると言われる2045年頃と予想されている

(3)与えられた目標に対し、自律的に情報を集めたり外部ツールと連携したりしてタスクを実行できる


AIエージェントは、大規模言語モデル(LLM)を活用し、与えられた目標を達成するために自律的に計画の策定、情報収集、推論、行動などをおこなうシステムです。生成AIが人間の指示に応じて回答を生成するのに対し、AIエージェントは自ら判断してタスクを遂行できる点が大きな特長です。

(1)誤りです。将来的には完全な自動化も期待されていいますが、現状ではさまざまなリスクを考慮すると、人の確認や介入(Human-in-the-Loop)が不可欠です。

(2)誤りです。企業での実証実験や実用化は既に進んでおり、「2026年には普及段階を迎える」と予想しているメディアもあります。

(3)適切です。AIエージェントは、必要に応じてWeb検索で情報を取得したり、APIを通じて外部サービスと連携したりすることで、自律的にタスクを実行できます。

ということで、正解は(3)です。

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【第5問】”ユーザーのデジタル体験”を測定する技術は?

ユーザーがアプリやクラウドサービスを利用する際の“体験”の質を測定・分析し、改善につなげる技術・手法を何と呼ぶでしょうか?

(1)DEM

(2)RPA

(3)DEX


(1)DEM(Digital Experience Monitoring:デジタル体験モニタリング)は、Webサービスやアプリケーションの応答速度・安定性・操作感といった“体験品質”をリアルタイムで監視し、課題の早期発見と改善につなげるアプローチです。
従来のように「正常に稼働しているか」というシステム側の視点ではなく、「ユーザーが快適に利用できているか」という視点でパフォーマンスを測定する点が特徴です。

(2)RPA(Robotic Process Automation)は、システム入力やメール送信などの定型的なPC作業をソフトウエアロボットに置き換えて自動化するITツールです。

(3)DEX(Digital Employee eXperience:デジタル従業員体験)は、従業員が業務で使用するデバイスやシステム、アプリケーションを通じて得られる利便性や満足度を示す概念・指標です。近年、従業員の生産性やエンゲージメント向上の観点から重要視されています。

ということで、正解は(1)です。

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前半はここまでです。手応えはいかがでしたか?
ぜひ後半の問題も続けて挑戦してみてください!

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