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間違いは許されない!?『第2回DX理解度チェック(後半)』

『第2回DX理解度チェック』<後半>

いよいよ残り5問。前半と同様、どれもDXに関心があるなら間違えられない問題ばかりです。ぜひ最後まで挑戦してください!

【第6問】DXで求められるマインド・スタンスとは?

経済産業省が“組織・企業がDX推進や持続的成長を実現するために、構成員に求める意識・姿勢・行動”として掲げている「マインド・スタンス」。その7項目に含まれていないのはどれでしょうか?

(1)柔軟な意志決定

(2)経験に基づく判断

(3)コラボレーション


経済産業省『新たなDXリテラシー標準の検討について』においてマインド・スタンスに挙げられているのは、「変化への適応」「コラボレーション」「顧客・ユーザーへの共感」「常識にとらわれない発想」「反復的なアプローチ」「柔軟な意思決定」「事実に基づく判断」の7項目。各自が勘や経験だけではなく、膨大な情報を収集・分析・活用できるデジタル技術のメリットを生かして“客観的な事実やデータに基づいて判断すること”が目指すべき行動として推奨されています。

ということで、正解は(2)です。

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社員の行動が変わる! DXの前提となるマインド・スタンスとは?

【第7問】DXの基盤ITツールRPAとは?

RPAの説明として間違っているのはどれでしょうか?

(1)マーケティング業務において、ECサイトやWeb広告の集計・レポート作成を省人化できる

(2)在庫管理において、メールで届いた納品書のダウンロードから管理システムへの登録までの一連の作業を自動化できる

(3)経理業務において、紙やFAXの見積書・請求書をスキャンするだけでデジタルデータ化できる


RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)は、入力、集計、検索、資料作成、メール送信などのパソコン定型作業を人間に代わっておこなうことができるITツールです。おもにバックオフィス業務の自動化・省人化に活用されています。(3)はOCR(光学的文字認識)の説明です。

ということで、正解は(3)です。

↓動画でRPAのデモンストレーションをチェック!
CREO×RPA

【第8問】アプリの開発環境を提供するクラウドサービスとは?

主にソフトウェア開発者や実装者向けに、アプリケーションの開発環境や実行環境を提供するクラウドサービスを何と呼ぶでしょうか?

(1)IaaS(イアース、アイアース)

(2)PaaS(パース)

(3)SaaS(サース、サーズ)


(1)…システムの基盤となるハードウェアやインフラ機能を提供するクラウドサービスです。ユーザーはサーバーやストレージ、ネットワーク機器などを用意せずに仮想的にシステムを開発・構築することができます。

(2)…ハードウェアやインフラ機能に加えて、アプリケーションの開発・実行のためのプラットフォームを提供するクラウドサービスです。開発における期間短縮化、コスト削減、運用保守における手間削減などがメリットとして挙げられます。

(3)…インターネット上でアプリケーション(ソフトウェア)を提供するクラウドサービスです。メンテナンス面の自由度はPaaSに劣るものの、開発不要で完成したアプリケーションを利用できる点が大きなメリットです。

ということで、正解は(2)です。

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【第9問】ユーザー視点でイノベーションを創出する思考法とは?

企業視点ではなく“ユーザー(顧客)視点”に立ち、クリエイティブな発想で課題解決策を生み出す思考法・発想法を何と呼ぶでしょうか?

(1)ラテラルシンキング

(2)デザイン思考

(3)アート思考


(1)…固定観念や既成概念にこだわらず、物事を多角的に観察して新しい発想を生み出す思考法です。“水平思考”とも呼ばれています。

(2)…デザイナーがデザインを考える際の思考や手法を利用した思考法です。ユーザーの潜在ニーズや本質的な課題を深掘りし、「共感」「問題定義」「創造」「プロトタイプ」「テスト」の5ステップでソリューションを導きます。

(3)…アーティストのように論理性だけでなく感性や直観を生かしてアイデアを生み出す思考法です。他者の価値観よりも「自分軸」「自分起点」を重視する点が特徴です。

(1)~(3)いずれもイノベーション創出に効果的と言われている思考法ですが、“ユーザー視点”を重視するのはデザイン思考です。

ということで、正解は(2)です。

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なぜDXにデザイン思考なのか?

【第10問】契約手続きを自動化するブロックチェーン技術とは?

ブロックチェーン技術を活用した「契約や取引を自動的に実行・処理する仕組み」を何と呼ぶでしょう?

(1)マイニング

(2)NFT

(3)スマートコントラクト


(1)…仮想通貨の取引承認・保存に必要な複雑な計算作業に協力し、その報酬として仮想通貨を獲得する行為を指します。

(2)…“Non – Fungible Token(非代替性トークン)”の略称。容易にコピーできるデジタルデータに“一点もの”としての価値を付与し、流通させることができます。現在は主にアート作品や、オンラインゲーム内でのアイテム取引などに活用されています。

(3)…契約・取引に際して、あらかじめブロックチェーン上にプログラムしておいた条件が整えば、自動で手続きを進めることができる仕組みのことです。自動化以外にも、ブロックチェーンの特性上不正や改ざんが困難なため、信頼性の高い取引がおこなえることもメリットとして挙げられます。

ということで、正解は(3)です。

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以上で『第2回DX理解度チェック』は終了です。全問正解できましたでしょうか?
これからも『DX-labo』ではDXに取り組む上で欠かせない情報をお届けしてまいりますので、ぜひチェックしてお仕事にお役立てください。そしてまた次回のDX理解度チェックでお会いしましょう! 

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